情報システムが様々なビジネスシーンを支え、社会的ニーズをより豊かに叶えるツールとなりつつある現代、それらを企画設計し開発・運用・保守に携わるシステムエンジニアの存在はあらゆる業界において欠くことのできないポジションとなっています。システムエンジニアは時代や社会が求める人とコンピューターとのインターフェースであり、その仕事はクリエイティビティーに満ちていると言えるでしょう。時代の花形的業界の中で技術的スペシャリスト性を持つ専門職として、新卒や未経験者からも人気がある職業のひとつです。

 しかしながら実際の仕事においてはクライアントと厳守しなければならない厳しい納期があり、締め切りが迫ると常識を超える残業や長時間労働を強いられる仕事です。厳しい就労環境から転職を繰り返す人も多く、30代を前に複数社の転職経験があることも珍しくありません。まだ体力もあり、そうした就労環境と年収に折り合いがつけることができる若いうちは仕事を謳歌することができるようですが、年齢を重ねてくると周りや将来を客観視する余裕も出、これからの昇給率・福利厚生・社会的保証・将来性に不安を抱くエンジニアがいることも実情です。

そうしたシステムエンジニアが不動の安定職とも言える公務員を目指す場合、民間企業での実務経験者を採用する社会人採用試験を受けることで公務員への道がひらけるでしょう。庁舎や市役所などの行政機関にも内部の情報システムを管理・運営・保守する仕事があるためシステムエンジニアの存在はここにおいても必須です。しかしながら行政機関だけあって予算の制約が厳しくあまりIT投資していない傾向にあるため、時代を感じる古く使いにくいシステムだったりすることもあるようです。また公務員の場合、システムエンジニア経験者として採用になったとしても辞令1枚で人事異動が決まってしまうため、長くシステムエンジニアのポストでキャリアアップしていくことができるかどうかの保証はないと考えた方がベターです。公務員の社会人採用枠は各自治体によって年齢制限があり人数も限られるため、事前チェックが必要です。

 公務員の安定性よりもやはりシステムエンジニアとして大成していきたいと考える人は、将来的なキャリアを考えて年齢やスキルに応じた計画的転職で確実にステップアップしていくことが大切でしょう。転職の際にはIT業界に精通しエンジニアを専門に転職支援サービスを展開しているサイトを利用するのがオススメ!求人紹介だけでなく、プロのコンサルタントが一人一人のキャリアプランニングをサポートしてくれます。